腰痛症(慢性腰痛)
急性の腰痛発作の俗称を「ギックリ腰」と言います、医学的には「急性腰痛症」といいます。西洋ではその急激な痛みから「魔女の一撃」と呼ばれています。
重いものを持ち上げるときや、くしゃみをしたり、後ろを振り返ったり、かがんで物を拾おうとした時など、急激に痛くて動けなくなる場合と、捻ったときは何ともないのですが、時間がたってからズキズキ痛くなり動けなくなる場合とがあります。
内科的疾患や骨や関節や靱帯に異常が無い場合、痛みのほとんどの原因は筋肉です。
ギックリ腰になると、腰の右か左かに痛みが続き、上半身を腰部原因筋と反対側に曲げて腰痛をさける姿勢をとります。軽いギックリ腰だと、歩いたりは出来ますが、腰の関節に負担がかかると痛みが生じます。
腰痛の程度は個人差があり、重傷の場合は、痛くて寝返りをすることや痛みのために睡眠出来ないことも。腰痛から逃げられる姿勢をしているときは大丈夫ですが、体勢を変えるときに鋭い腰痛が生じます。